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趣味は食べること、小品盆栽、筋トレなど何でもありな感じのブログ

ここからの10年・・・

こんばんは。


雅風展搬入日、搬入後に会場横にある飲食店で河内の親父さんと話をしていたとき・・・


「ここからの10年が重要なんじゃないか?」


という話になりました。


「ここ」が指すのは現在の小品盆栽界の状況とかそういったものを指すのではなく、単に僕の年齢です。


僕も40代に突入したわけですが、まぁ、普通に考えれば色々と忙しくなるものです。


今まで、いろいろな愛好家さんを見ていても、40代でフェードアウトしていく人ってかなり多いですし・・・


もっとも・・・

こういった40代でフェードアウトしていく愛好家さんって、そもそも40代もしくは40代になる少し前くらいから盆栽を始めて、まだ「盆栽」という趣味にドップリとハマっていない愛好家さんが多いように思います(←あくまで僕の私見です)。


一方で、盆栽の管理等が完全に生活の中に組み込まれルーティン化されてしまっている愛好家さんは40代の忙しい時期も関係ないように思います。僕も余程の事情がない限りフェードアウトすることはないでしょう。



で、

1つの結論としては、「盆栽」という趣味を思いっきり楽しむには、やはりなるべく早い段階(年齢)からハマってしまうのが良いように個人的に思います(←ある程度、年齢がいってから盆栽を始めた方には申し訳ないです・・・)。



さて、

冒頭の「ここからの10年」なんですが、


僕にとっての「ここからの10年」で大事なことは、河内の親父さん曰く、「管理&作業レベルをしっかりUPさせて盆栽を作っていくうえで必要な礎を形成する」必要があるのだそうです。


まぁ、確かに、僕もそう思います。


なんていうか・・・・、盆栽を作っていく上では常に新たな試みを思考錯誤していく必要があるとは思うのですが、そういった新たな試みというものは、既に形成された自分の中の技術を基礎として発展していくのなら良いのですが、僕の場合は、まだまだその基礎的な部分が充実しておらず、作業の大半が新たな試みだらけなわけです。


何か応用的な作業をするにも、まず基礎が伴っていないとダメってことです。


その基礎的な部分を、これからの10年間でしっかりと固めておく必要があるのですが・・・・


正直なところ、「たった10年しかないなぁ~」と不安でいっぱいです。



少し話はそれますが、

これは以前に、エントリ上ではなく誰かとのメールのやり取り等で書いたことだと思うのですが・・・


若い愛好家にとって「盆栽」を趣味としていく時間というというのは普通は多くあるように思えます。


これは20代で盆栽をスタートした愛好家と60代で盆栽をスタートした愛好家を比べれば、通常、残された人生の残存期間は圧倒的に違ってきますから、やはり20代で盆栽をスタートした愛好家は優位なんです。


「まだまだ若いから・・・」という感じで年配の愛好家さんが若い愛好家さんに声をかける光景はよくあることです。


ただ、

「まだまだ若いから・・・」というのは、僕の中では結構、マイナスな感じの言葉に思えます。


具体的に書くと、黒松の実生1年生を曲付する場合、その曲付の程度(結果)が現れてくるには、やはり4~5年の期間を要します。


曲付して4~5年経過した時点で、「あっ、こういう曲付ではダメなんだな・・・」ということに気づいて、また違う曲付けを試行したとしても、その結果がでてくるのは、また4~5年後・・・・


これだけで10年近い年数が経過することになります。


そうすると20代の人は30代になってますし、30代の人は40代になっています。


「盆栽」という趣味では、何らかの作業に対する結果が発現するまでに相当程度の年数を必要とする作業も数多くあるだけに、「若さ」というアドバンテージに胡座(あぐら)をかいていると、結構、ヤバイんじゃないかなぁ~と思うのです。



そうそう、昨日から雅風展が開催中です。


雅風展が開催される時期に、時々ですが・・・、ネット上で「雅風展に展示されている樹は高い金を払った盆栽ばかりで違う世界・・・・」てな感じの書き込みを見ることがあります。


果たしてそうなんでしょうか?


もちろん、お金を出して買った盆栽が多いのは事実です。僕もよく買ってますから。


じゃぁ、そのお金を出して買った盆栽を作ったのは誰なのか?


それは愛好家さんが作った樹もいっぱいあるってことです。


雅風レベルの樹を作るには、やはりそれなりの時間がかかります。20年とか30年とか・・・・


そういった樹を実生や挿し木でイチから作っていたのでは、業者としては全く採算が合いません。


もちろん、素材の生産に特化する業者もいますよ。


でも、雅風クラスの1品モノの樹は個人が作ったものであることも決して少なくありません。


僕の認識では雅風展クラスの盆栽は決して手の届かない盆栽ではなく、作ることが可能な盆栽だと思います。


ただ、そういった雅風クラスの樹を作るには、やはり相当の時間と労力をかける必要があります。


そういう意味では、若い愛好家ほど(焦りすぎる必要はないですが)それなりに緊張感をもってこの「盆栽」という趣味と向き合っていくのが良いように思います。


もちろん、いつも言っているように「盆栽」という趣味の楽しみ方は人それぞれですので、ゆっくり楽しんでいきたい愛好家さんには上記のようなことは全く関係ない話です。


上記のように若手でも緊張感をもった方が良いと僕が思う愛好家さんは、しっかりした作業と管理を施すことで、骨格だけの素材はもちろん、実生や挿し木からでも雅風展や各種雅展で展示できるクラスの小品盆栽を作りたいと思っている若手愛好家さんです。


ま、こういった「時間が足りないよ」というようなことを若い愛好家さん向けに書いてもピンとこないかもしれませんが、ちょっと真剣に盆栽を作り始めると、マジで時間の無さを感じるようになると思います。


僕は同世代の愛好家の中でも、盆栽に費やす時間的余裕がかなりある方だと思うのですが、それでも「全~然、時間が足りません!」って感じです。




ま、移行後の当ブログは1日のアクセス数が非常~に少ないのでなんなんですが・・・・


もし、このエントリを読む超少数の若手愛好家さんで「しっかり盆栽を作っていきたい!」と思う方がおられたら、ちょっと焦ってみるのも良いと思います。


全国区で名を知られているようなベテラン愛好家さんの「若い頃は・・・・」って感じの盆栽経験談を聞いたりすると、「あんたバカだろ?」って普通にツッコミを入れたくなるくらい盆栽にハマってる様子を伺うことができます。


「自分はまだまだ甘いな・・・」と痛感させられるんですよね。



で、よ~やく話を戻して、

僕は40代に突入したわけですが、ここからの10年はマジで重要になってきそうなんで、40代突入の最初である今年は、また1段階ギアをUPするような感じで「盆栽」と向き合っていきたいところです。


仮に70歳まで実生をするとした場合、種を蒔くことができる残された回数は30回ほどしかないんですよね・・・・


「まだ30回蒔ける・・・」と思うのか?「あと30回しか蒔けない」と思うのか?


「盆栽」に対する意識の差は、スタートは同じでも5年10年後には違いが生じてくると思います。


そんなわけで、常に高い意識をもって「盆栽」を楽しんでいきたいですね~。







またエントリが長くなっちゃいました・・・


最後まで読んでくださった方、どうもありがとう。




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2013-01-11 : 日々雑感 : コメント : 2 :
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No title
今日は。

今日は若手愛好家のオフ会ですね!!
活発な意見などが話される事と思っておりますが、其れを糧にして今後とも皆さん頑張って頂きますように祈念しております。

何方にも師事したことの無い我流盆栽を作っている私が言うのも変ですが、思うに何事も定法・基本を念頭に置いて盆栽に取り組んでおります。

そして広い分野の知識を取り入れる事も必用ではないかという認識を持って進めたいと思っています。

私も残り僅かの盆栽生活ですが未だ少しだけ頑張りたいですね。(笑)
2013-01-12 16:17 : 河内の親父 URL : 編集
No title
河内の親父さん、こんばんは。

まずは雅風展おつかれさまでした。

>其れを糧にして今後とも皆さん頑張って頂きますように祈念しております。

参加者は、皆、「盆栽」を楽しんでいるようなので僕も色々と刺激を受けました。



>思うに何事も定法・基本を念頭に置いて盆栽に取り組んでおります。

僕も基礎的なことをしっかり身に付けていきたいと思います。


>私も残り僅かの盆栽生活ですが未だ少しだけ頑張りたいですね。(笑)

普通にあと20~25年は問題ないですよね?


それはそうと・・・

今日は摩訶不思議な愛好家さんに出会ってしまいましたが・・・・


違う意味で良い勉強になりました。

ありがとうございました。
2013-01-13 20:39 : mindfluid URL : 編集
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昼寝が大好きな小品盆栽愛好家です。

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